引っ越しをするときは、家賃だけでなく敷金・礼金、仲介手数料、家具・家電の購入費、引っ越し業者への依頼費用など、まとまったお金が必要になります。特に一人暮らしを始める場合は、新居の契約と新生活に必要なものを同時にそろえるため、想像以上に初期費用が膨らみやすいでしょう。

そこで候補にしたいのがレオパレス21です。レオパレス21の賃貸契約では、敷金と仲介手数料がかからないことに加え、物件によっては家具・家電付きの部屋を選べます。家具や家電を一から購入する必要がなく、引っ越し荷物も減らせるため、初期費用を抑えながら新生活を始めやすいのが特徴です。

この記事では、レオパレス21の公式情報をもとに、初期費用をできるだけ抑えるための考え方や、契約前に確認しておきたい費用、引っ越し代を節約する方法を解説します。

レオパレスは初期費用を抑えやすい?

結論からいうと、レオパレス21は契約時のまとまった支出と家具・家電購入費を抑えたい人に向いている選択肢です。

公式サイトでは、1年以上の利用を考えている人向けの「賃貸契約」について、敷金と仲介手数料がかからないと案内されています。一方で、礼金は物件によって異なり、家賃や共益費、環境維持費、保証関連費用などが発生する場合があります。そのため「完全に無料で入居できる」という意味ではなく、一般的な賃貸契約で発生しやすい初期費用の一部を抑えられる仕組みと考えるのが適切です。

また、家具・家電付きの物件なら、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコン、カーテンなどが設置されている場合があります。ただし、設置されている家具・家電は部屋によって異なるため、契約前に対象物件の設備を確認することが重要です。

レオパレスで初期費用を最小限にする5つの方法

1.敷金・仲介手数料が不要な賃貸契約を選ぶ

初期費用を抑えるうえで、まず確認したいのが契約形態です。

レオパレス21の賃貸契約では、公式サイト上で敷金と仲介手数料が0円と案内されています。通常の引っ越しでは契約時に複数の費用が重なりやすいため、この2つを抑えられることは大きなメリットです。

ただし、礼金は物件によって異なります。また、鍵交換費またはSmartlockシステム登録手数料として16,500円(税込)が必要とされるほか、契約内容によって保証委託料なども発生します。

したがって、物件検索では家賃だけを見るのではなく、契約時に実際にいくら必要なのかを確認することが重要です。

2.家具・家電付き物件を選ぶ

引っ越し費用を大幅に抑えたいなら、家具・家電付き物件を優先して探すのもおすすめです。

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、エアコン、カーテンなどを購入すると、家賃とは別にまとまった出費が発生します。さらに、新しく購入した家具・家電を運ぶための費用や手間も必要になります。

レオパレス21では家具・家電付きの部屋を用意しており、公式サイトでも「家具・家電の購入がない分、初期費用が抑えられる」ことをメリットとして紹介しています。

特に、初めて一人暮らしをする人や、単身赴任、転勤などで短期間に新生活を整える必要がある人にとって、家具・家電を一からそろえなくてよい点は大きな魅力です。

3.キャンペーン対象物件をチェックする

さらに初期費用を抑えたい場合は、レオパレス21のキャンペーン対象物件を確認しましょう。

2026年8月時点で公式サイトでは「最大家賃2ヶ月無料」のキャンペーンが案内されています。対象となる場合、初期にかかる契約金から最大で家賃2ヶ月相当額が値引きされます。

ただし、すべての物件が対象ではありません。また、無料となる家賃相当額には管理費・環境維持費・駐車場料金などは含まれず、物件や部屋ごとに対象条件が設定されています。

さらに、キャンペーンを利用して契約した後、入居開始日から8ヶ月以内に解約した場合は、キャンペーンの適用がさかのぼって無効になる条件もあります。短期退去を予定している人は、割引額だけで判断しないよう注意しましょう。

4.引っ越し荷物を増やさない

家具・家電付き物件を選ぶメリットは、購入費だけではありません。引っ越し業者に運んでもらう荷物そのものを減らせます。

大型家具や家電を自分で購入して持ち込むと、購入費に加えて搬入費や引っ越し費用がかかる可能性があります。レオパレスの家具・家電付き物件なら、備え付けの設備をそのまま利用できるため、衣類や日用品など必要最低限の荷物で新生活を始めやすくなります。

ただし、備え付け家具・家電は原則として室外への持ち出しや他の部屋への移動が禁止されています。自分が所有している家具・家電と混同しないようにしましょう。

5.契約期間に合ったプランを選ぶ

レオパレス21には、長期入居向けの賃貸契約だけでなく、30日から365日まで利用期間を設定できるマンスリー契約もあります。

マンスリー契約は、30~180日の短期プランと181~365日の長期プランが用意されており、利用期間分の料金を一括で支払う仕組みです。家具・家電付きの部屋を利用できるほか、短期プランではレンタル布団1組が無料となっています。

一方、1年以上の利用を予定している場合は賃貸契約が案内されています。つまり、数か月だけ住む人と長期間住む人では、適した契約方法が異なります。

「とにかく初期費用が安いプラン」を選ぶのではなく、自分が何か月・何年住むのかを先に決めることが、結果的な出費を抑えるポイントです。

レオパレスの初期費用で見落としやすい項目

敷金・仲介手数料が0円でも完全無料ではない

レオパレス21の賃貸契約では敷金と仲介手数料がかかりませんが、初期費用がゼロになるわけではありません。

物件によって礼金が設定されているほか、鍵交換費またはSmartlockシステム登録手数料、家賃、共益費、環境維持費、保証関連費用などが必要になる場合があります。契約内容によって費用が変わるため、申し込み前に見積もりを確認しましょう。

退去時の清掃費も考えておく

初期費用だけでなく、退去時に必要となる費用も確認しておくことが大切です。

レオパレス21の公式FAQによると、賃貸契約では退室時に基本清掃費が必要です。2026年7月1日以降の個人契約では、40平方メートル未満が52,250円(税込)、40平方メートル以上が63,250円(税込)と案内されています。ただし、契約時に基本清掃費を前払いしている場合は、退室時の支払いは不要です。

そのため、契約時の見積もりを見る際は「入居時にいくら払うか」だけでなく、「退去時の費用がいつ請求される契約なのか」まで確認しておくと安心です。

短期解約の条件を確認する

賃貸契約は長期入居を前提とした契約です。公式サイトでは、契約期間開始日から1年以内に退去する場合、家賃1ヶ月分の違約金が必要と案内されています。

そのため、「初期費用が安そうだから」という理由だけで長期向けの賃貸契約を選ぶのはおすすめできません。転勤期間や就職期間が決まっている場合は、マンスリー契約も含めて比較することが大切です。

引っ越し費用をさらに激減させるコツ

不要な家具や家電を持っていかない

引っ越し費用を抑える基本は、荷物を減らすことです。

レオパレスの家具・家電付き物件へ引っ越すなら、現在使用している冷蔵庫や洗濯機などを無理に持っていく必要がないケースがあります。新居に備え付けられている設備を事前に確認し、重複する家具・家電は処分や売却を検討しましょう。

ただし、処分費用がかかる大型家電もあるため、「売却できるもの」「譲れるもの」「自治体のルールに従って処分するもの」を分けて考えると、引っ越し費用の削減につながります。

自分で運べる荷物は自分で運ぶ

衣類や書籍、日用品など、自家用車や宅配便で運べる量なら、すべてを引っ越し業者に依頼しない方法もあります。

特に家具・家電付きの部屋を選ぶと、大型荷物を減らしやすくなります。引っ越し業者を利用する場合も、荷物が少なければ単身向けのプランなどを比較しやすくなるでしょう。

新居で必要なものを買いすぎない

新生活では「せっかくだから」と日用品をまとめて購入しがちですが、最初からすべてをそろえる必要はありません。

家具・家電付き物件なら、まずは寝具、衣類、タオル、洗面用品、調理用品など、実際に生活するために必要なものから準備しましょう。生活を始めてから不足しているものだけを追加購入すれば、無駄な出費を抑えられます。

レオパレスで初期費用を抑えるときの注意点

家賃だけで物件を比較しない

初期費用を抑えたい人ほど、表示されている家賃だけで物件を選ばないことが重要です。

家賃が安くても礼金や各種費用が高ければ、契約時の支払額が大きくなる可能性があります。逆に、家賃が少し高くてもキャンペーン対象だったり家具・家電が付いていたりすれば、引っ越し直後の総支出を抑えられる場合があります。

「契約時の費用」「引っ越し費用」「家具・家電購入費」の3つを合計して比較することが大切です。

家具・家電の内容を事前に確認する

家具・家電付きという表示だけで判断せず、具体的に何が設置されているか確認しましょう。

レオパレス21では家具・家電付きの部屋にエアコン、テーブル、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テレビ、カーテンなどが設置されている場合がありますが、家具・家電の種類や製品は部屋ごとに異なります。

自分が必要としている設備が本当に備え付けられているか、契約前に確認することで、入居後の追加購入を減らせます。

キャンペーンの適用条件を確認する

キャンペーンは非常に魅力的ですが、対象物件や契約条件が設定されています。

たとえば最大家賃2ヶ月無料のキャンペーンは物件・部屋限定で、短期間で解約した場合に適用が無効になる条件があります。キャンペーンの名称や割引額だけを見るのではなく、適用期間、対象物件、解約時の条件まで確認してください。

レオパレスでお得に新生活を始めるための考え方

レオパレス21で引っ越し費用を抑えるなら、単純に「家賃の安い部屋」を探すのではなく、入居から退去までに必要になる総額を考えて物件を選ぶことが重要です。

長期入居なら賃貸契約を中心に検討し、敷金・仲介手数料がかからない点を活用しましょう。家具・家電付き物件を選べば、家電購入費や大型荷物の運搬費も抑えやすくなります。さらに、対象物件であればキャンペーンを利用することで契約時の負担を軽減できる可能性があります。

一方、数か月程度の短期利用なら、家具・家電付きで水道光熱費の手続きなどの負担を抑えやすいマンスリー契約も選択肢になります。利用期間が30~365日の範囲で設定されているため、転勤や出張など期間が決まっている住まいにも適しています。

つまり、「どのくらい住むのか」「家具・家電を持っているのか」「契約時にいくら用意できるのか」の3点を明確にすることが、最も効率的な節約につながります。

まとめ

レオパレス21で引っ越し費用をできるだけ抑えるなら、まず敷金・仲介手数料が不要な賃貸契約を確認し、家具・家電付き物件を優先して探すのがおすすめです。

さらに、2026年8月時点では公式サイトで最大家賃2ヶ月無料のキャンペーンも案内されています。ただし、対象物件や契約条件があるため、割引額だけで判断するのではなく、適用条件まで確認する必要があります。

また、初期費用だけを安くするのではなく、引っ越し業者に運ぶ荷物を減らしたり、不要な家具・家電を処分・売却したりすることも重要です。家具・家電付き物件を上手に選べば、新生活に必要な購入品そのものを減らせます。

ただし、レオパレス21の費用やキャンペーン条件は物件や契約内容によって異なります。実際に申し込む際は、公式サイトで最新の募集条件と見積もりを確認し、契約期間、礼金、鍵交換費またはSmartlockシステム登録手数料、保証関連費用、退去時清掃費などを含めた総額で比較することが大切です。

「契約費用を減らす」「家具・家電を買わない」「荷物を減らす」「キャンペーンを確認する」の4つを組み合わせることで、レオパレスでの新生活に必要な初期負担を効率的に抑えられるでしょう。